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ニッポンの伝統的工芸品と暮らす
現在のライフスタイルにも、しっくりと馴染む伝統的工芸品の数々。
先人から受け継がれた伝統の技を日常に取り入れることで、
愛着が生まれると丁寧な暮らしを実践する人の間でも、注目されています。
永く愛され続けるその理由を、日常の中で感じてみてください。
8:00起床

「やわらかな白の世界に、手描きのやさしさが映える」

太陽の光が射し込む部屋で、眠い目をこすりながら朝を迎える。リビングの片隅では、磁気のやさしい白とお互いを引き立てあうような花々が、ひと足先に朝の喜びを感じているよう。色ごとに分けて挿しただけ--たったそれだけの行為が、朝の時間をこんなにもやさしく感じさせてくれるのは「器に施された手描きならではの風合いかもしれない」そんなことを考えながら、過ごすちょっとした時間の歓び。

10:00身支度

「身支度の傍らには、奥行き深い輝き」

お出かけがある日もない日も、朝のうちに身支度だけは整える。誰に会うわけでもなく、誰に見せるでもないけれど、身支度という行為が今日という日の自分をつくってくれるような気がするから。ドレッサーの周辺の細々を収めるのは、素材そのものの輝きの奥に、力強さが美しいものを選んだ。「こんな女性でありたいな」という憧れを表現するかのようで、少し照れくさい。

10:00身支度
14:00遅めのランチ

「私をつくる食事は、愛がたっぷりの器でいただく」

少し遅めのランチタイムは、いつものカフェで。野菜たっぷりカレーライスの素材と同じく、器も店主が丁寧に選んだものだそう。デザートのモンブランには、お懐紙が添えられている。ちょっとしたひと手間を惜しまないお店での食事は身体ごと歓びを感じるような気にさせてくれる。 明日の私をつくるもの--食の時間を大切にすることは、自分を大切にすることだと思う。

14:00遅めのランチ
16:30散歩しながら帰宅

「景色に溶け込み、さりげなく個性を主張する」

「晩ごはんは何にしよう?」なんてことを考えながら、少し遠回りして緑が気持ちいい公園を通って帰路につく。街中にあっても緑の生命力を感じる場所では、自然と歩幅も大きくなって、バッグを持つ手も大きく揺れる。着物用にと母が贈ってくれた銀のカンザシも、日常のまとめ髪に馴染んで夕方の光を浴びている。全ては、この景色の一部になっていく。

16:30散歩しながら帰宅