JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2018

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Collaboration No.12

THE COVER NIPPON ╳ 熊野筆(広島県)

歴史と技から生まれる 熊野筆

創業120年を迎える仿古堂は、筆の産地熊野において、日本の伝統と文化を大切にし、次代を担う筆職人の育成にも力を注ぎ、いまもすべて手仕事で筆を製作しています。今回お届けするのは、歴史と技を受け継ぐ書筆や、絵手紙などの彩色筆、新しいスタイルを追究した化粧筆など、こうした環境の中で丁寧に一本一本つくられた、様々なスタイルの熊野筆をお届けします。
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Event

実演

伝統の手わざ 熊野筆の製作実演

伝統工芸士の方をお招きし、様々な毛を均等に混ぜ、不要な毛を取り除きながら、筆のカタチ(穂首)にしていくまでの一連の手仕事を、お話を伺いながらご覧いただきます。

開催日時:
10/26(金)13:00~19:00
10/27(土)12:00~18:00

問い合わせ先:THE COVER NIPPON 03-5413-0658

Shop No.12

THE COVER NIPPON

THE COVER NIPPON

美しき匠の技 NIPPONと暮らす
世界の人と文化が交流する六本木で「創造と練磨が生み出す、新しい日本の様式」をコンセプトに素材、デザイン、しつらえ、モノづくり、環境にこだわった衣食住の品々を取り揃え、新しい生活を提案するライフスタイルショップを展開しています。
SHOP DATA
107-0052
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ガレリア 3F
tel:03-5413-0658
営業時間:11:00〜21:00
定休日:期間中無休

Basic Information of Traditional Crafts

伝統工芸品の基礎知識(広島県)

熊野筆

くまのふで/KUMANOFUDE

江戸時代、農業だけでは生活が支えきれない農民の多くが、農閉期に現在の和歌山県にあたる紀州の熊野地方や、奈良県にあたる大和の吉野地方に出稼ぎに行き、故郷に帰る時に、それらの地方で作られた筆や墨を仕入れて行商を行っていました。そうしたことから熊野と筆の結び付きが生まれました。
江戸時代後期に、広島藩を治めていた藩主の浅野家の御用筆司(ごようふでし)の所で、筆作りの方法を身につけた熊野の住人が、村に戻って村民にその技法を伝えたのが熊野筆の始まりとされています。
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