雄勝硯おがつすずり
雄勝産の粘板岩で作られた
黒色のなめらかなテーブルウェア
宮城 / 文具
雄勝硯の歴史は大変古く、室町時代初期に遡ると言われています。
江戸時代の初めには、牡鹿半島の遠島(とおじま)へシカ狩りに来た伊達政宗に、硯を二面を献上して、いたく称賛され、褒美を授かったことが伝えられています。
また伊達家の二代目忠宗もその巧みな技に感服して、硯師を伊達藩に召し抱え、硯の原料が採れる山を「お止め山(お留山)」として、一般の者が石を採ることを許さなかったと言われています。