1 伝統工芸 青山スクエア × 伊勢形紙 (三重)
用具から工芸品としての伊勢形紙
型染に用いる形紙として8世紀頃には作り始めたといわれている伊勢形紙。柿渋を使って和紙を張り合わせ、細かい刃先の彫刻刀で精巧微細な図柄を彫り、さらに漆で固めて作成。近年は「用具」としてだけでなく、「工芸品」としての伊勢形紙も注目されています。
EVENT
実演・ワークショップ開催 伊勢形紙の実演・しおりやはがきなどの制作体験
◇伊勢形紙の実演熟練の職人による伊勢形紙の実演では、細かい模様を瞬く間に彫って切る手元の運びを間近にご覧いただけるめったにない機会です。
開催日:
10/27(金)・10/28(土)・10/29(日)・11/3(金・祝)・11/4(土)・11/5(日)
10/27(金)・10/28(土)・11/4(土) 11:00~17:00
10/29(日)・11/5(日) 11:00~15:00
11/3(金・祝) 14:00~17:00
※途中休憩があります
◇しおりやはがきなどの制作体験
伊勢形紙である、柿渋を使って和紙を張り合わせた紙を彫って、しおり、ミニノート、ミニ色紙、年賀はがき用台紙を制作いただきます。
開催日及び時間は以下の通りです。
10/27(金)・10/28(土)・11/4(土)
①11:30~12:30
②13:30~14:30
③15:00~16:00
④16:30~17:30
10/29(日)・11/5(日)
①11:30~12:30
②13:30~14:30
③14:30~15:30
11/3(金・祝)
①13:30~14:30
②15:00~16:00
③16:30~17:30
1回9名
参加費:しおり 100円・ミニノート 300円・ミニ色紙 400円・年賀はがき用紙 250円(いずれも税込)
※1日の最終受付時間は30分前
お問合せ・お申込みは直接店舗へご連絡ください。
青山・表参道エリア 1 伝統工芸 青山スクエア
全国各地の伝統的工芸品が一堂に集まる日本唯一のお店
一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会が運営しており、織物・染色品・陶磁器・和紙など、全国の伝統的工芸品およそ3500点を集めた施設。随時出展品が入れ替わる常設展示のほか、2週間交代で開設している特別展、1週間交代の匠コーナーでは、つくり手による実演・ワークショップなども楽しめます。
〒107-0052
東京都港区赤坂8-1-22
tel.03-5785-1301
営業時間:11:00〜19:00
定休日 期間中無休
伝統的工芸品の基礎知識
伊勢形紙いせかたがみ/ISEKATAGAMI
伊勢形紙の歴史は古く、その始まりについては、色々な説があります。室町時代の絵師が「職人尽絵(しょくにんずくしえ)」に形紙を使う染職人を描いているところから、室町時代末期には形紙があったと考えられます。 江戸時代に入ると、現在の和歌山県と三重県南部を支配していた紀州藩の保護を受け、白子、寺家の両村を中心に発展を遂げました。
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