JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2018

Buyers Report Index > Buyers Report No.6

Buyers Report

バイヤーズレポート

九谷焼(石川県)

くたにやき/Kutaniyaki

目利きバイヤーが工芸品の故郷を訪ねて、現地の様子やその魅力をレポートするBuyers Report。360年余りの歴史に培われた九谷焼の文化を継承しつつ、現代にふさわしい新しい技術の深化・発展を目指す「石川県九谷陶磁器商工業協同組合連合会」、九谷陶芸村にある「浅蔵五十吉美術館」、窯元さんなどをご訪問させていただき貴重なお話をお伺いしました。
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From Editors

JTCWは昨年に引き続き、2回目の参加となる「ルイーズスクエア」。”日本を贈る”をテーマにデザイン・素材・モノづくりにこだわった品々を集めたセレクトショップです。色絵の美しさに定評のある「九谷焼」とどんな出会いがあったのか、様々な思いに触れる産地訪問となりました。

Buyers Report

作り手の思いに直接触れる体

JTCWの取組先である「石川県九谷陶磁器商工業協同組合連合会」は、360年余りの歴史に培われた九谷焼の文化を継承しつつ、現代にふさわしい新しい技術の深化、発展を目指す、九谷焼業界全体を統括する組織です。
この日は、連合会の吉田理事長とお会いしお話を聞かせて頂き、窯元さん1社へご案内してもらいました。


様ざまなことをお聞きしたのですが、色の出し方や、土、気温、湿度などで大きく左右される焼物について、本来の九谷焼と今の時代売れる九谷焼など、作り手さんの思いに触れることができたことが大きな収穫となりました。

多くの工程を経て、九谷焼が出来上がる
九谷陶芸村にある「浅蔵五十吉美術館」

その後、九谷陶芸村にある美術館を訪れ、人間国宝の作品を見ることができたことも貴重な体験です。

伝統と現代的な要素が取り入れられている

今年のJTCWでは、家庭で使えるもの、若者や外国人に人気のアニメキャラクターから作家物まで、手軽に使える九谷焼から芸術品といえる商品まで、幅広くご案内できると思います。