Buyers Report 2019.09.26

製作の日常風景が垣間見られた2つの窯元

天草陶磁器 × CPCM 原宿

天草陶磁器 あまくさとうじき

目利きのバイヤーが工芸品の故郷を訪ねて、産地のようすや製作風景をレポートするBuyers Report。
島原湾を車窓に眺めて、天草へ。天草陶磁器の伝統を今に伝える2つの窯元「丸尾焼」と「森山陶器」の製作現場をレポートします。

DATA
工芸品名天草陶磁器あまくさとうじき
故郷熊本
訪問先丸尾焼/森山陶器
FROM BUYER

CPCM(シーピーシーエム)では、作り手の温もりが感じられる商品、10年後にはヴィンテージになるであろう商品を展開。 “価格以上の価値”を感じることができる、国内外より独自にセレクトしたメンズ・レディースのウェアを中心に、大切に使い続けていきたいと思える器などを取り揃えています。CPCM 原宿のバイヤーが、天草陶磁器の生産地を訪ねました。

Report

羽田から空路で熊本空路へ。そこからバスを乗り継いで行く往路は、じつに心地のよい旅でした。車窓に広がる島原湾を眺めていたら、あっというまに天草に到着。

町の中心に位置する窯元「丸尾焼」では、その成り立ちをうかがいながら、店舗と作業場を見学。ろくろが置かれた製作の現場を見せていただいたのち、その隣の展示スペースで丸尾焼の作家として活動されている金澤尚宜さん、金澤宏紀さんの作品を鑑賞しました。

天草の中心にある窯元、丸尾焼。
時の流れがゆっくり感じられる、緑に囲まれた場所にある森山陶器。

森山陶器では、絵付けの方が絵付け作業をしていました。
製作の現場を見て、展示作品も鑑賞できる、すてきな空間。

森山陶器さんの工房と店がひとつになった空間には、静かな時が流れ、作業の合間に一休みする作家の森山さんの足元では猫がくつろいでいました。

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