福島

奥会津編み組細工 × MARKUS

吉祥寺・成城・自由が丘・豪徳寺

奥会津地方の山間部で取れる山ブドウやヒロロ、マタタビなどの植物を素材とする籠や笊の編み組細工は、縄文時代から積雪期の手仕事として伝承されてきました。丈夫でしなやかな天然素材を用いて作られる編み組細工は使い込むほどに艶が出て愛着が増します。

工芸品について

奥会津編み組細工おくあいづあみくみざいく

素朴で力強く美しい雪国の生活道具。

福島 / 木工品・竹工品

福島県大沼郡三島町の荒屋敷遺跡において、縄や籠の編み組等の断片が発掘されており、縄文時代より編み組の技術・技法が存在したことが明らかとなっています。
「会津農書」には、会津地方において野草の縄をもって籠を作っていると記されており、「東遊雑記」には、現在の三島町近郊において山菅(ヒロロ)を材料として蓑などの編み組細工が作られていると記されています。また「伊那伊北谷四ヶ組風俗帳」には、マタタビの蔓を細くして「笊」を作り、山ブドウの皮で袋網(籠)を作っていたと記述されていることから、この時代においても、ヒロロ細工、マタタビ細工、山ブドウ細工が日常の生活用品として作られていたことがうかがわれ、今日まで受け継がれています。
福島県大沼郡三島町においては、昭和40年代から高齢化により、編み組細工製造従事者が減少していることから、数百年来受け継がれてきた技術・技法を維持・伝承するとともに自然との共生を目指す生活工芸品を地域産業として振興し発展することを目的とし、編み組細工の技術指導、品質管理、需要開拓等の『生活工芸運動』を重点施策として推進してきており、今日では従事者数も増加してきてます。

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店舗情報

MARKUS

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モノだけでなく物語もお届けしたい。

吉祥寺の街で8年目を迎える生活雑貨店です。日本各地に古くから生活の中で受け継がれてきた素朴で美しい手仕事の品々。現代の生活の中に取り入れたい物や次の時代に残していきたい日本の手仕事を、そのモノの背景にある物語と共にご紹介します。

基本情報

住所〒180-0004東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-15 武蔵野カントリーハイツ 112号
Tel0422-27-2804
営業時間11:00〜20:00
期間中の休業日なし

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