徳島市の市街から、吉野川沿いを車で約1時間。自然豊かな場所に、阿波和紙伝統産業館はありました。
この日は夏休み中の小学生が「紙漉(す)き」を体験するために来館。私たちは、色紙やカレンダーの「紙漉(す)き」や、酸化して徐々に黄色から藍色に染まっていく「和紙の藍染め」を見学し、今まで想像していたものとは違う、アーティスティックな和紙の可能性を目の当たりにしました。
モダンな外観の建物。2階の展示スペースには、定期的にさまざまなクリエイターによる作品を展示。この日は、「紙こより」で織られた紙布や、和紙で作られたウェアーなどが展示されていました。
革と和紙は材質こそ違いますが、繊維というカテゴリーでは同じ。革と和紙を合わせること生まれる相乗効果をご期待ください。