JTCW初参加の「風呂敷専門店　むす美」より、産地訪問のレポートが届きました。コラボ先は「豊岡杞柳細工」（兵庫）です。現地で見て聞いて感じてきた売り手の声をお届けします。

この秋のJTCWで展開する「ふろしき専門店むす美」×「豊岡杞柳細工」のコラボがいよいよスタートします！　行ってまいりました！産地の兵庫県豊岡市へ！ なだらかな山と川と田が広がる豊岡市、玄武洞駅のちょうど川向う対岸にある兵庫県杞柳製品協同組合があります。「杞柳細工」を生み育んだこの豊かな風土、とってものどかです。（帰りにはちょうど雨が上がり、渡し船で息子さんが対岸の駅まで送っていただきました。）

建物の奥が、山陰国立公園に指定される「玄武洞」。160万年前の火山爆発で隆起した玄武岩が見られる、世界でも貴重な場所だそうです。

「豊岡杞柳細工」の産地訪問は、日本人の暮らしを知る旅でもありました。
かごを編む歴史は縄文のころからとも言われていること、正倉院にも納められていること、大切な衣装や書状も柳行李に入れておけば湿気ず安全に保管できたこと、パリ万博にも出品されたこと・・・などなど。ワクワクするようなお話を田中理事長様からお伺いできました。

田中理事長様に杞柳細工の歴史、成り立ち、特徴、製作方法などをお聞きすることで、改めて、この土地を愛し、この伝統工芸を伝えたい！！という熱いお気持ちに触れ感動しました！日本はなんて素敵な国でしょう！

さぁ！「むす美」×「杞柳細工」のコラボでどんな生活提案ができますか・・・みなさんに楽しんでいただけるイベントになるよう、頭をひねります！どうぞお楽しみに～！

2015.6.29　レポート