風呂敷専門店 むす美 × 宮城伝統こけし 産地訪問レポート
風呂敷専門店 むす美さんが、宮城伝統こけしの産地訪問に行った様子をレポートしてくださいました。
伝統的な柄からモダンな柄まで扱うむす美さんが、宮城伝統こけしの新しい見せ方を探りに宮城県白石市を訪れた時の様子です。
まず、向かったのは弥次郎こけし村です。宮城伝統こけしには、「鳴子こけし」「作並こけし」「遠刈田こけし」「弥治郎こけし」「肘折こけし」の5種類があります。それぞれ特徴が異なりますが、頭部は差し込み式で胴体に比べて大きく、全体に色鮮やかなのが特徴です。
そしてその後は4つの工房へおじゃましました。
こけしの材料となる木は“水木”で、色が白く、切削しやすく、塗装の仕上がりも良いという特徴があります。職人となるまでの経験が大変であることや、その経験により習得されたみごとな技を間近で見せていただきました。シンプルな造形美は、熟練された技に裏打ちされたものだと改めて実感しました。
そして、この職人さんの写真をご覧ください。なんだかほっこりしますよね。職人さんはこけしの表情を見れば、“これは○○さんが作ったものだ!”とすぐわかるそうです。やはり、それぞれ職人さんや工房の個性は出るのですね。
開催期間中はワークショップを行い、世界で1つだけのオリジナルこけしをお作りいただく予定です。楽しみにしていてください。