プレインピープル大阪×豊岡杞柳細工 産地訪問レポート
JTCWは今年で3回目、プレインピープルは成績優秀にも3年連続参加となります。
今年はグランフロントにあるプレインピープル大阪(サブ会場、プレインピープル丸の内)、プレインピープル青山そしてプレインピープル東急プラザ銀座が参加。
今回は大阪店で開催される豊岡杞柳細工への産地訪問レポートです。
最初、豊岡という地名はピーンと来ませんでした。どちら?どこの県なのか、無知な私は知りませんでした。でも多くの方にはきっと兵庫県の城崎温泉のすぐ近くというとピーンと来ると思います。東京からは京都で乗り換え、そこから山越えて日本海側の方向へ。全行程ほぼ5時間のなかなかの長旅ですが車窓から眺める山々と林は心地良い景色でした。
打ち合わせはには豊岡杞柳細工の歴史も見れ豊岡杞柳製品協同組合の田中理事長もいらっしゃる玄武洞ミュージアムにお邪魔いたしました。ミュージアムへのアクセスが素敵です。豊岡駅の隣り、玄武洞駅を出てすぐの船着き場から渡し船でむこう岸へ渡るとそこがミュージアムです。5分ほどの短い渡し船ですがとてものどかで気持ちの良いものです。
ミュージアムの1階にはレストランもあり、特産の但馬牛を使ったメニューなどなどランチも楽しめます。 3階に豊岡杞柳細工が展示されています。西暦27年あめのひぼこのみことが柳編みの技術を伝えたところからその歴史は始まったと伝えられています。ミュージアムには色々な時代の杞柳細工が展示されています。江戸時代豊岡藩の特産品としての柳行李、人々の旅のお供、今でいうところのトランクです。 明治時代の取っ手を付けた行李かばん、大正時代の大正バスケットなども展示されています。 素材はコリヤナギばかりではなく、籐も使われています。
今回のJTCWに向けてコラボレーションのカゴバックの製作をお願いいたしました。新しい型ではなく、むしろ大正時代のカゴバッグの復刻版。クラシックな丸みのある型が美しいです。素材は柳ではなく、しっかりとしたフォルムの出る籐を使っています。
田中理事長、平田優子さんとコラボバッグの打ち合わせをさせて頂くと共に、実際にバッグを編む様子も見せて頂きました。そして当方のデザイナーもカゴ編みにチャレンジです。今回、特別に大阪店だけでなく東京丸の内店でもコラボバッグを展示販売すると共に、平田さんにはワークショップの指導をしていただきます。
JTCWでのコラボバッグ、丸の内店でのワークショップを楽しみにしていて下さいませ。